令和6年度の受付けは5月14日(火)で終了しました。
たくさんのお申し込み、ありがとうございました。
お申込みいただいた方々には、御登録いただいたメールアドレスに 5月20日を目途に当落の結果を通知いたします。
5月22日までに当落結果のメールが届かない場合は、大変お手数ですが京都市環境保全創造課(TEL:075-222‐3951)まで直接お問合せいただきますようお願いいたします。
概要
京都市では、京都らしさを支えてきた生きものの保全、再生及び持続可能な利用の取組を実施する方を認定する「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度」を平成26年9月に創設し、京都ならではの自然環境や伝統文化を後世に受け継ぐための取組を推進しています。
市民の皆様との協働による生物多様性に配慮した庭づくりの取組を実施します!
取組内容
本制度の趣旨や保全対象種であるヒオウギ、ノカンゾウの育成方法等に関する育成講習会を受講していただいた市民の皆様に、武田薬品工業㈱京都薬用植物園(以下「京都薬用植物園」という。)に整備する「市民の庭」において生息域外保全※に取り組んでいただきます。
※ 希少な植物は、かつて京都の暮らしの中で利用され、親しまれてきましたが、生活様式や都市・森林の環境の変化、シカの食害等で失われつつあります。希少な植物を守るためには、元々の生息環境を守ることが第一ですが、森林などの生息環境が大きく変化している現状では、それらの植物を生息域外で栽培保全(系統保存)することも必要です。
(1)育成講習会の受講等
本制度の趣旨を理解し、保全対象種の育成方法等を学んでいただくため、育成講習会を開催しますので、必ず受講してください。
本講習会終了後、「市民の庭」で除草、耕うん、防鹿柵の設置等の庭作り作業をしていただきます。京都市動物園から提供いただく堆肥を使用し、土壌改良します。その後、希少植物の植付けを行います。
※講習会の詳細は、ページ下部を御確認ください。
(2)苗の持ち帰り・育成(令和6年6月~令和7年3月)
京都薬用植物園が用意した希少な植物の苗を自宅に持ち帰り、自宅で育成に取り組んでいただきます。ヒオウギについては、令和5年度の参加者が「里帰り」イベントの際に株分け・作製された苗をお持ち帰りいただきます。
(3)「市民の庭」への植え戻し(「里帰り」イベント(令和7年3月頃))
自宅で育成した苗を「市民の庭」に植え戻していただきます。
対象者
京都市内在住であり、かつ育成講習会を受講いただける個人
参加申込み
(1)受付期間
令和6年4月17日(水曜日)~5月14日(火曜日)
(2)申込方法
ページ下部にある「申請する」のボタンから、申し込んでください。
※育成講習会の受講が必須となりますので、以下で詳細を御確認のうえ、お申し込みください。
(3)定員
60名程度(各日30名程度)
定員を超えた場合は、抽選となりますので御了承ください。
なお、お一人につき、育成講習会開催日のどちらか1日の申込みとします。
(4)参加料
無料
育成講習会の受講
本制度の趣旨を理解し、保全対象種の育成方法等を学んでいただくため、以下の日時及び場所において育成講習会を開催しますので必ず受講してください。
日時
① 育 成 種:ヒオウギ
日 時:令和6年5月25日(土)午前10時~正午
② 育 成 種:ノカンゾウ
日 時:令和6年6月8日(土)午後2時~午後4時
場所
武田薬品工業㈱京都薬用植物園 (〒606-8134 京都市左京区一乗寺竹ノ内町11番地)
※ 育成講習会を受講し、保全対象種の植付け等を実施いただいた方に認定証をお渡しいたします。