令和5年度の受付けは5月16日(火)で終了しました。
たくさんのお申し込み、ありがとうございました。
お申込みいただいた方々には、御登録いただいたメールアドレスに5月23日を目途に当落の結果を通知いたします。
5月25日までに当落結果のメールが届かない場合は、大変お手数ですが京都市環境管理課(TEL:075-222‐3951)まで直接お問合せいただきますようお願いいたします。
概要
京都市では、京都らしさを支えてきた生きものの保全、再生及び持続可能な利用の取組を実施する方を認定する「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度」を平成26年9月に創設し、京都ならではの自然環境や伝統文化を後世に受け継ぐための取組を推進しています。
今年度から新たに、市民の皆様との協働による生物多様性に配慮した庭づくりの取組を実施します!
取組内容
本制度の趣旨や保全対象種であるヒオウギの育成方法等に関する育成講習会を受講していただいた市民の皆様に、武田薬品工業㈱京都薬用植物園(以下「京都薬用植物園」という。)に整備する「市民の庭」において生息域外保全※に取り組んでいただきます。
※ 希少な植物は、かつて京都の暮らしの中で利用され、親しまれてきましたが、生活様式や都市・森林の環境の変化、シカの食害等で失われつつあります。希少な植物を守るためには、元々の生息環境を守ることが第一ですが、森林などの生息環境が大きく変化している現状では、それらの植物を生息域外で栽培保全(系統保存)することも必要です。
- 取組の流れ
(1)育成講習会の受講等
本制度の趣旨を理解し、保全対象種の育成方法等を学んでいただくため、育成講習会を開催しますので、必ず受講してください。
本講習会終了後、「市民の庭」の整備及び保全対象種の植付けを行います。
※講習会の詳細は、ページ下部を御確認ください。
(2)管理作業(7月初旬)
除草作業や水やり等を行っていただきます。
なお、日常的な管理は京都薬用植物園が実施します。
(3)開花確認(8月初旬)
ヒオウギの開花時期に合わせて、開花状況の観察等を行います。
(4)次年度の苗の植付け(5~6月頃)
次年度以降も、引き続き苗の植付けを実施します。
(5)苗の持ち帰り
希望者は、京都薬用植物園が用意した希少な植物の苗を自宅に持ち帰り、自宅で育成・株分けに取り組んでいただき、令和6年度に「市民の庭」に植え戻していただくこともできます。
対象者
京都市内在住であり、かつ育成講習会を受講いただける個人
参加申込み
(1)受付期間
令和5年4月17日(月曜日)~5月16日(火曜日)
(2)申込方法
ページ下部にある「申請する」のボタンから、申し込んでください。
※育成講習会の受講が必須となりますので、以下で詳細を御確認のうえ、お申し込みください。
(3)定員
30名程度
定員を超えた場合は、抽選となりますので御了承ください。
(4)参加料
無料
育成講習会の受講
本制度の趣旨を理解し、保全対象種の育成方法等を学んでいただくため、以下の日時及び場所において育成講習会を開催しますので必ず受講してください。
日時及び場所
・日時:令和5年6月3日(土)午前10時~正午
・場所:武田薬品工業㈱京都薬用植物園(〒606-8134 京都市左京区一乗寺竹ノ内町11番地)
※ 育成講習会を受講し、保全対象種の植付け等を実施いただいた方に認定証をお渡しいたします。