平成27(2015)年10月7日
京都市保健福祉局医療衛生推進室医療衛生企画課
はじめに
京都市内でも猛毒きのこ「カエンタケ」の発生が確認されています。カエンタケは食べると死に至るだけでなく,触れるだけで炎症を引き起こす猛毒を含有しています。
カエンタケにご注意ください!
春から秋の行楽シーズンになりますと自然に親しむ機会が増えてきます。この時期は他のきのこ同様にカエンタケの発生時期とも重なります。猛毒なきのこですので,森の中で見かけたときは以下のことに気をつけましょう。
- ナラ類の木が枯れた後,根際やその周辺に発生します。
- 触っただけでも炎症を起こすことがありますので,絶対に触らず,また食べないようにしてください。
- 食べた場合,食後30分から,発熱,嘔吐,下痢,腹痛,手足のしびれなどの症状を起こし,2日後に,消化器不全,運動障害など脳神経障害により死に至ることもあります。
毒きのこによる食中毒を防ぐには!
食用きのこであるかどうか確実に判断できないきのこは,絶対に,「採らない」,「食べない」,「売らない」,「人にあげない」よう気を付けてください。
詳しくは,京都市保健福祉局医療衛生推進室 医療衛生企画課課(電話番号:075-222-3429)に,お問合せください。